IIJmio meeting 5に参加してきました

10月25日、東京・飯田橋で開かれた「IIJmio meeting 5」に参加してきました。

「IIJmio meeting」とは

「IIJmio meeting」とは?

IIJmio meetingは、IIJmioのサービス開発・運用・サポートを行っている私たちIIJスタッフと、IIJmioをご利用の皆さん、これからIIJmioを使ってみたいと思っている皆さんとでざっくばらんにお話しするイベントです。IIJスタッフからネタをご紹介するトークセッションと、皆さんと率直に意見を交換するフリートークを予定しています。モバイル通信やスマートフォンに興味がある方、どなたでもご参加頂けます。

IIJmio meeting 5 東京会場 : ATNDより引用)

ということで、IIJの中の人のお話が聞けたり質問や意見を言うことができる交流会みたいなものです。

今回で5回目、東京会場は当初定員150名でしたが、申し込み人数が多かったため急きょ200名まで増枠したとのことです。

大盛況の東京会場

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東京会場はIIJの本社がある飯田橋グラン・ブルームです。
飲み物・お菓子は飲み放題・食べ放題、電源・無線LAN完備。電源と無線LANに関しては「惜しみなく使っていただく」のがIIJ流のおもてなしということで、延長コードも用意されていました。

1.初心者セッション「みおふぉん教室」

まずは初心者セッションとして「みおふぉん教室」です。今回は電話代節約がテーマでした。
そのうち「楽天でんわ」「ララコール」「LINE無料通話」の違いや仕組みなどを解説、会場では実際に使用して音質の違いなどを比べる検証もありました。

最後に質疑応答です。
※分かりやすいように一部意訳しています。

Q.検証のとき、クーポンをOFFにした意味は?
A.ララコールやLINEはパケットで通信しているIIJmioの場合、クーポンをONにすると通信速度が早く、安定する。わざとOFFにして厳しい環境でテストした。

Q.楽天でんわ、ララコール、LINE無料通話で実験したが、みおふぉんはいつ使えばいのか?
A.みおふぉんは高いので使わなくていい。今回は電話代を安くする話なので。

Q.IIJは自前で楽天でんわのようなサービスはやらないのか?
A.今は答えられないが、検討課題として承る。

Q.VoLTEを使うとどうなる?
A.端末とフュージョン(楽天でんわ)の間はVoLTE的な通話をするが、高音質モードではないので今までより品質が上がるわけではない。

Q.フュージョン(楽天でんわ)もIPではないのか?
A.中継部分はIP電話と聞いたが、品質保証されてる回線を用意してると思う。ララコールは品質保証されないIPなので劣化しやすい。

Q.050plusは常駐するが、これらのアプリ常駐しないのか?
ララコールは常駐しないと思う。

Q.固定電話にかけると非通知になるアプリもあるが?
ララコール・楽天でんわは通知される。
知ってる範囲で答えたが、うちのサービスではないから利用する場合は各自で調べて欲しい。

Q.LINEのID検索ができないのは他のMVNOも一緒か?
A.少なくても現在ドコモのMVNOは一緒。mineoもたぶんできないと思う。

Q.実験は遅延が少ないLTE回線を使ったが、3G回線になることもあるが。
A.3Gになって影響を受けるのはララコールとLINEで、楽天でんわは3G回線(音声回線)を使うので、影響を受けない。

2.トークセッション「IIJmioをご利用いただいている人はどんな人?」

毎回技術系の話が多いそうですが、今回はマーケティングの話にしたそうです。MVNOの市場規模やIIJmioの満足度や属性についてなどの話でした。

Q.イノベーター以外にはどんなアプローチをするのか。実際IIJを使っているが、SIMのパッケージが届いて、これで一般の方が開通できるかな?と疑問に思った。
A.1つ1つ整えていくしかないと思ってる。(女性社員も)ときには女子大生の気持ち、ときには主婦の気持ちになって頑張ってる。

Q.最近、mineoで不幸な出来事があったが、ああいうことがあるとMVNOの印象が悪くなる。今後はユーザーがリスクを負う形になるのか?
A.IIJとしても人ごとではないと思ってる。組み合わせによっては何が起こるか分からない。リスクを負うというよりは、リスクが発生しない形に変えていきたい。総務省の会合にも参加し、MVNOを安心して使えるために、メーカーやキャリアと話し合いをしている。

Q.海外だとMVNOが15〜20%のシェアということだが、日本でもそれくらいになるのか?それよりも超えたいか?
A.MVNOがどこまで行くか、正直分からないが、諸外国と同じように我々にも伸びしろがあるのではないか。

Q.ガラケーのSIMもやらないか?現在はb-mobileしかない。
A.ご提案ありがとうございます。

Q.JAPAN TRAVEL SIMの本人確認はどうなってる?今後、音声回線だけでなくデータ通信でも本人確認が必要になるのか?
A.JAPAN TRAVEL SIMは店頭でパスポートのコピーを取ってる。データSIMの本人確認もすべきという流れになっているし、今後は今よりも厳格な形になると思う。JAPAN TRAVEL SIMはそれを見越して本人確認をしている。

Q.ぷららから3Mbps定額プランが出たが、IIJではやらないのか?
A.正直、ぷららさんすごいことやるな、と思ってた。IIJは、プランの選択肢を増やさないようにしている。10種類も20種類もあってどれを選べばいいのかよく分からないのは、あまり良いことではない。もちろんいろんな検討はしているが、現時点で予定はない。

マーケティング担当「マーケティングの観点から申すと、みなさんからの要望が非常に多ければ、それはやっていけるであろうと思う」

このへんがマーケティングの人間とエンジニアの人間の差だ。「なんとかしろ」「やだ」となる。もし導入されたら(エンジニア側が)負けたと思って欲しい。(※会場爆笑)

Q.最近、データSIMで年間契約が増えてきたが。
A.IIJには無いが、グループのhi-hoは年間契約がある。そのかわり少し安くしている。

MVNOとGPSについて

※質疑応答は技術的な話題がほとんどでしたので省略します。

かなり技術的な話だったので、正直ちょっと難しかったです。隣の方は寝てました(笑)。質問されてた参加者曰く、「IngressがAndroidだと遅い疑問が解けた」とのことです。

フリートーク(質疑応答)

Q.AppleSIMについて。MVNO事業者から見てどうなのか。
A.現物を見てないので憶測では答えられないが、あるべき姿としては、メーカーと通信事業者は水平分業のビジネスモデルを作っていきたいと思ってる。そういう観点から見ると、あまり歓迎する話ではない。

Q.auやソフトバンクのMVNOを提供する予定はあるか?
A.可能性はあるが、いま答えられることはない。

Q.MMSを提供する予定は?
A.MMSは一般的な電子メールではなく、キャリアの設備を使う。可能性としてはドコモがMMSを採用し、MVNOに設備を解放することになるが、現状ドコモはMMSの設備を持ってないので、我々は提供できない。

Q.ケイ・オプティコムで悲しい話があったが、違約金を取られるのはユーザーとしては困る。契約者本人が死んだ場合の違約金はどうなる?IIJのウェブには書いてないが?
A.契約者が亡くなられたら、ケースバイケースで書面で解約に応じるなどの提案をする。IIJmioは個人契約なので、契約者本人以外から違約金をもらうことはない。ウェブは更新する。

Q.総務省でSIMロック解除を義務化しても、テザリングのAPN開放されないと意味ないと思うが、どうか?
A.APN問題も含め、問題点を総務省に説明し、それがSIMロック解除のガイドライン案に反映されるか注視している。パブリックコメントなどでも発信している。

Q.BIC SIMカウンターでSIM交換はできるか?
A.現在は新規契約のみで、交換はホームページからで対応している。現在は新規だけでカウンターの能力が溢れてる状態なので、継続的に検討課題として考えてる。

Q.IIJmioでは高速/低速切り替えアプリを提供しているが、IIJのインフラを使ってるhi-hoやexciteで提供する予定は?
A.hi-hoやexciteではIIJは裏方となる。アプリの提供は基本的にはhi-hoが決めることなので、hi-hoに要望してほしい。堅苦しい話だが、あくまで他社業者となる。

Q.ドコモのeSIMはOTAで書き換えられるが、IIJは何か検討しているか?auのプリペイドSIMについて対策は?
A.eSIMについては、我々がSIMを独自で用意できるかどうか、それ次第。現在はドコモからSIM提供を受けている。
auのプリペイドプランについては、見て入るものの、直ちに競合になるかどうか、auがどういったプロモーションをしてくるかも分からない。我々もチャンスが有ればいろいろなことを考えていきたい。

Q.BIC SIMカウンターが混んでて当日に契約できない場合、ウェブから申し込むことになるが、電話を受けられない時間ができてしまう。
A.BIC SIMカウンターについては、現在は受付終了時間を切り上げて対応している。受付さえできれば、当日に対応できる。
ウェブからの場合、電話が使えない期間で言うと、宅配している時間なので、関東近郊であれば翌日までの24時間くらい。地方都市だと2〜3日くらいかかる。

Q.留守電サービスの予定は?
A.そんなに遠くない時期に実装予定。

Q.SMSゲートウェイについて(※はっきり聞き取れず)
A.法人向けにはゲートウェイサービスを用意しているが、個人向けに提供する予定はない。

Q.IIJ網とドコモ網との接続の帯域、場所(立地)を教えて欲しい。
A.ドコモとの話なので開示できない。気になってるのは帯域が逼迫しているかということだと思うが、わりとしょっちゅう増やしてる。このくらいで勘弁して欲しい。

Q.JAPAN TRAVEL SIMのSIMカード返却場所は?
A.約款上は返却をお願いしてる。SIMは我々のものではなく、ドコモのものだから我々が処分していいとは書けない。ただ、実際はペナルティはない。

Q.mineoの件。誰が悪いのか。auが悪いのか、アップルが悪いのか。
A.大前提として、他社のことなので全体像を掴んでいるわけではない。誰が悪いという話ではない。我々も分かっていない。
IIJでもiOS7で使えなくなることがあったが、SMS対応SIMに切り替えることで回避したが、今後起きてしまうとキツい。

Q続き IIJの契約を前向きに考えている。現在Androidを使っているがAndroidは大丈夫なのか。
A.アップルの場合は1社で出してるが、Androidはメーカーごとにバラバラにカスタマイズしてる。Android場合は何か起きても特定の機種だけになるのではないか。何も加工してないNexusだと快調に来ているので、よほど変な手を入れない限りは使えなくなることはないと思う。ただし言い切ることはできない。

Q続き ドコモは関係ないのか。
A.どちらが悪いかというより、右と左食い違ってると思う。そもそもSIMフリーってそういうものだ、ということになるが、だからといってそのままでいいとも思ってない。キャリアやメーカーと利用者に迷惑がかからないようにしてくださいと訴えてる。また、人任せにせず、自分たちでも検証している。問題があればメーカーやキャリアに伝えているアクションを取っている。

OSのバージョンアップは動作検証を待ってからして欲しい。アップルはNDA(秘密保持契約)が厳しく、素直に出せる話がない場合もある。契約に触れない範囲で出していく。

Q.IIJがMVNOをいきなりサービスを終了することはあるのか?
A.IIJは好調に推移してるので、突然やめることはない。会社が潰れることもあり得ない話ではないから絶対にやめないとは言えないが、利用者に迷惑をかけないようにする。

Q.追加クーポン、割高じゃないか?
A.バンドルクーポンは使い残しが出ることを想定した価格。追加クーポンは100MB単位で買えること、4ヶ月使えることで、100%使い切ることを想定した価格にしている。
クーポンは最近値下げした。料金の見直しはしている。

Q.iOSは基本的にダウングレードできないが、動作検証はどうやってるのか?何台くらい使っているのか。
A.1機種1台しかない。アップデート後に挙動が変わることがあるので、検証がやりづらくて大変困っている。

Q.同一名義の契約上限を10回線にしている理由は?追加クーポンは高いからSIMを差し替えた運用にしているが、7GB×10回線で計70GBしか使えない。(※会場爆笑)
A.クレジットカードで支払ってもらってるが、時々払ってもらえない場合がある。個人の場合、回線上限を上げると支払ってもらえない可能性がある。みおふぉん(音声)についてはキャリア(ドコモ)と同等で、大人の事情だ。当局から指導が出ている。

(Q続き それ以上使いたい場合は他社を使うしかないのか?)
A.そういうことになる。

Q.GPSについて。HTCとモトローラは測位が速く、GALAXYは遅い。原因は何か。
A.確認してないから正確な原因は分からないが、端末のGPSのレシーバーとしての性能(GPS電波の掴み)ではないか。

プレゼント・おみやげ

  • LG G2 mini:抽選で6台
  • Ascend G6:抽選で6台
  • 楽天でんわ1,000円分無料クーポン(新規のみ)
  • IIJmioロゴ入りミネラルウォーター
  • IIJmioロゴ入りクッキー

G2 miniとAscendプレゼントの発表があったときが一番会場が盛り上がりました。端末は残念がら当選しませんでした…。

参加してみて

大手キャリアはドコモショップやauショップなど、ユーザーと事業者との接点がありますが、MVNOの場合はなかなか接点がなく、ユーザーとしては不安になる部分もあります。
そんななかIIJでは、てくろぐ(blog)でいち早く動作確認情報を掲載したり、Twitterでユーザーからの疑問に応えたり、今回ご紹介したイベントなどを通し、ユーザーの不安を少しずつ払拭できるよう取り組んでいます。
今回は東京と大阪で開催したようですが、プレゼントだけ見てもそれなりに経費がかかってると思います。

初めて参加しましたが、とても有意義な時間だったと思います。ぜひまた参加したいと思います。
次回は1月を予定しているとのことです。

関連リンク

IIJmioホームページ

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