信用調査を依頼する際の調査会社との手続きの流れを見ていこう。初めて調査会社へ相談しようと考えている方はぜひ参考にして見てください。
相談
まずは調査会社へ相談してみることから始める。
電話での受付の他にも、ほとんどの調査会社ではメールでの問い合わせを受け付けていて、24時間受け付けているところもある。なので、最初は電話ではなかなか相談しにくいという方はメールで相談をしてみるといいだろう。また、相談は無料というところがほとんどなので、気兼ね無しにまずは相談からしてみよう。いきなり契約ということは無いので(悪質な調査会社はわからないが…)軽い気持ちで相談してみよう。
面談
電話やメールで相談してみて詳しい話を進めていくために、次は実際に調査会社へ訪問して直接会って話をしていこう。面談の際には以下のような質問がされると思うので、面談の前に一度整理しておくとスムーズに話しが進むはず。
対象者となる人物のどんな情報を求めるのか
対象者となる人物に関する情報を持っているか
調査するための情報を持っているか
これらの情報を元にして話を進めて見積もりや依頼内容の調査のおおまかな方法やその流れについて説明がされる。
契約
面談で調査に関する話を進めていき、この調査会社に依頼してもいいと納得できたなら、契約を結ぶ。この際に、調査に関する具体的な方法やその他の取り決め事項などの説明を受ける。契約書は直接会って取り交わしを行おう。
契約の際に、対象者に関するいくつかの情報を預ける。相談の時に既に情報を預けている場合を除く。基本的には以下の情報となる。
対象者の写真
対象者の周辺の情報
その他の調査に有益と思われる思われる情報
契約の締結はいろいろなことが書かれているが、契約内容にしっかり目を通して確認し、わからないことがあればどんどん質問していこう。基本的なものとして、
- 対象者に関する情報
- 調査開始日時と開始場所
- 料金
- 調査日変更などの場合の詳細
- キャンセルに関する詳細
- 守秘義務
- 免責事項
など。契約書および契約内容に関しては細かく説明を求めてわからないところが無いようにする。質問も恥ずかしがらずにどんどんしても問題はない。むしろその方が自分の調査に対する真剣さも伝わるだろうし、そのときの調査会社の対応が判断できるので、遠慮なく質問していこう。
料金の支払い
契約の調査料金を支払おう。期日が決められているはずなので、それまでに現金及び指定される金融機関で支払いを済まそう。
調査中の連絡
調査中に調査会社へ連絡をしたい場合には、中間報告の指定をしておくといいだろう。基本的な中間報告のタイミングとして、
- 1週間単位での連絡
- 状況が変化した際の連絡
- 調査終了後の連絡
- 依頼者からのみの連絡
などがあり、連絡すると調査に支障が発生する場合などの調査の現場の状況によって連絡ができない可能性もあるので、中間報告は指定しておくのがいいだろう。
調査の終了
信用調査が無事に終了すると、調査結果の報告を受ける。終了後に調査会社から電話やメールで報告がくると思うので(調査終了の報告の指定があればそれに従って)、終了の時間によっては依頼者の都合が悪い場合もあると思うので、あらかじめ連絡しておくといいだろう。
調査報告書を作成する
信用調査が終了すると、調査終了の報告の後、調査報告書の作成がされる。依頼内容によって調査日数は異なるものだが、基本的には3日〜7日以内で作成されるはず。もし急ぐ場合には相談してみるといいだろう。
調査結果の報告・引渡し
調査結果の詳細が報告され、作成された調査報告書の引渡しを行う。
調査終了
報告も無事に終了して問題無く進めば調査は終了となる。調査の終了した後でも、何か相談したいことがあれば連絡してみるといいだろう。お疲れ様でした。